小さい頃の“勘違い”のせいで、男子と話すのが苦手な波菜。でも中3の夏、模試で勇気を出して隣の男子に消しゴムを貸したことがある。そんな彼――宇城くんと高校で再会! イケメンなのにずれていて“残念王子”と呼ばれる彼は、やけに波菜にかまってくるけど……「波菜はすぐ真っ赤になって、おもちゃみたいでかわいい」その言葉に、波菜の芽生えはじめた恋心は振り回されてばかりで!? 正反対な二人の春恋ストーリー!!
角川ビーンズ文庫