「僕のそばにいる限り、大切にしてあげるから。いい子にしていてね」王立魔術学院卒業の日、マリオンは突如デスゲームに巻き込まれてしまう。その黒幕は二年前に卒業した公爵子息のセルジュ。マリオンは誰も殺さず自分も殺されないよう必死に立ち回ったものの、結局は死んでしまった……が、気付けば入学前に時間が戻っていた!? マリオンはあの惨劇を繰り返させないために、デスゲームの開催理由であったセルジュの妹の死を防ぐため奔走する。しかしなぜかセルジュにまとわりつかれ、強引に婚約者にされ純潔までも奪われてしまい……。
ソーニャ文庫