外見の華やかさとは裏腹に、倹約家で守銭奴とも呼ばれているエフセリア国第四王子・クランベールは、その能力を見込まれ、シャイセスという大国の国費管理の補佐を依頼された。絢爛な城に着いて早々財務大臣から「国王の金遣いの荒さをどうにかして欲しい」と頼まれ、眉間に皺を寄せるクランベール。その上、若き国王・ダリアは傲慢で派手好みと、堅実なクランベールとの相性は最悪……。衝突が多く険悪な空気を漂わせていたのたが、とあるきっかけから、身体だけの関係を持つことになってしまい――?
リンクスロマンス