商社に勤務する知恭は文学について語りだしたら止まらない残念美形。そんな彼を好意的に受け止めてくれたのは、仕事で知り合ったトランスレーターの天方。きまじめ口調でとんでもないことを言い出す知恭に深い教養で応えてくれる天方と、文豪ゆかりのレストランで過ごす時間は至福の時だったが、彼には片想いの人がいるらしい。しかも知恭は訪ねた天方の部屋でその相手と鉢合わせてしまい――!? 食と文学がクロスオーバーするほっこりラブ♡
シャレード文庫