スキーリゾート地として名高い場所だけど、辺鄙な場所に“峠のパン屋さん”をかまえた香月柊壱は、美味しいパンをお客さんに食べてもらいたくて奮闘中の日々。そこに場違いなスーツ姿で現れた客は、同性でも見惚れてしまうくらいのイケメン。一体何者と驚いていると、パンは買ってくれたものの横柄な態度に柊壱はカチンときてしまう。なのに再び来店した彼は、一転して柊壱のパンを大絶賛。それから常連になった彼が、まさかリゾートホテルの副支配人・春日井隆政だったなんて!!
ルチル文庫