「私に何かあったら、この子を俳優の晴海一哉のところに連れて行ってほしい」と病床で、国際派モデルだった姉に頼まれた大学生の慶人。なんでも1歳の甥っ子のことは彼には知らせず産んだらしい。可愛らしい甥の一護にひとめでメロメロになった慶人だったが、やがてその願いを叶えるため、一哉と連絡をとらねばならなくなる。会いにいくと一哉はすぐに引き取りたいと言い出すがーー!?
セシル文庫