強面に似合わず可愛い動物が大好きな公務員・柴崎は、小鳥やリス目当ての山歩きで崖から転落、気が付くと山小屋で美しい青年に見下ろされていた。ケガの痛みに苦しむ柴崎に、青年──アルミラはつんけんしながらピンク色の乳首を晒し、言った。「俺のおっぱいミルク、ちゅーちゅーして」なんと彼の正体は、母乳が万能薬になる不思議生物ジャッカロープだったのだ! 回復した柴崎は心から感謝するが、アルミラは何故かひどい人間嫌いで……。
ショコラ文庫