白猫のユキは屋敷神様に敷地の中でだけ人間の姿になれる力を授かり、ご主人様亡き後、仲間たちを守っていたが、ごはんがもう底をつき進退窮まっていた。そこへ現れたのはご主人様を若くしたような姿と声をした誉。一瞬懐かしさがこみ上げるも、誉はユキの姿を見て「愛人」「出ていってくれ」とにべもない。すれ違うやり取りの中、それでも誉の優しさに触れ、懐いていくユキだが……。無垢で一途なユキと理性的でありたい誉の猫可愛がりラブ♡
シャレード文庫