大丈夫だ。嫁に行けなくなるようなことまではしない昼は看病、夜は「下」のお世話!?茶屋で働く貧乏貴族の娘・翠玲は、山で薬草採取中に傷だらけで虫の息な美丈夫を拾う。持ち前の薬膳の知識を生かした看病の甲斐あってか天絳という名の男は順調に回復するも、あるときこともなげに夜の相手を請われ♡ 生きるために、お前を使う。これもその一環だ――夜ごと愛でられる日々に甘く翻弄されるが、天絳は忽然と姿を消し、一方翠玲は皇帝の命で「妃」兼「食医」として後宮入りすることに……!?
ハニー文庫