運命の騎士と約束の王子
運命の騎士と約束の王子
著者:真式マキ イラスト:兼守美行
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作品紹介

新人小説家の有樹は、デビュー作の反響がよく、次回作に「ラガリア物語」という幼い頃から大切に書いている小説を上下巻で出せることに。しかし、編集部が大手出版社に吸収合併されるため合併先では上下巻で刊行できず、書き終わっていた上巻部分のみで急遽完結させた。徹夜続きで作業を終わらせ眠りについた有樹は、夢の中で自分と同じ姿をして、自らを「ラガリア物語」主人公の王子・ユリアスだと名乗る青年に出会う。彼は、世界の創造主である有樹に無理矢理完結させられて不安定になった「ラガリア物語」を、正しく完結に導いてほしいと言う。ユリアスとして物語の中に入った有樹が目覚めると、そこにはかつて憧れた人に寄せたラガリア王国騎士・アルヴィアが、本文には描写のない優しい眼差しで王子である有樹に接していた。物語を進めていくうちに、有樹はアルヴィアが王子に向ける優しさに惹かれていき──。