華仙術の才があるため一族に虐げられていた紅妍は、ある日第四皇子によって後宮に連れていかれる。彼は皇帝の呪いを解くため世間では忌避される仙術師を探していた。紅妍は妃になり後宮を調べるように命令されて──。
角川ビーンズ文庫