「まきなさん、遊びましょう。そう唱えると、愛と正義の美少女怨霊が助けてくれるんだ」霊障に悩む親友を救うため、三鏡高校怪異研究会の部員となった少年・戸川諒介。そこには『まきなさん』と呼ばれる少女の怨霊の力を借りる呪文が伝わっていた。怪異研究会に次々と舞い込む奇妙な相談・事件──「棚の隙間からのぞく視線」「吸血鬼による殺人動画」そして「鏡の中から襲い来る怪物」。美しくも妖しき『まきなさん』に気に入られた諒介は、彼女と共に人智を超えた力をもって謎に挑む!!
HJ文庫