「僕らの青春は奪われたんだ!」二◯二三年七月、緊急事態宣言も明け日常を取り戻しつつある僕らは、受験前の思い出づくりで旧校舎に忍び込む。物置部屋の扉を開けると、そこにいたのは宇宙服を着た白骨死体だった。
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