蒸気と狂気と暗雲に包まれた、1920年の帝都東京!怪人二十面相の挑戦を受けた資本主義の獅子、羽柴壮太郎の前に現れたのは、明智小五郎――ではなく、妖しき天才美少年、小林芳雄であった。猟奇! 闇の近代日本を舞台に、爆発寸前のアドレナリンと知能指数が火花を散らし、七つ道具が飛び交う! 狂気に次ぐ狂気! 変装に次ぐ変装! カラテに次ぐカラテ! 暗黒少年探偵奇譚、今、ここに開幕!
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