大企業社長の三男悠真は、父親の会社で働きつつ、彼の地位目当ての女性と適当に付き合うような生活をしていた。あるとき突然、父の秘書である新見にマンションの一室に連れていかれた。新事業の責任者に任命され、監視役の新見と同居することになったというのだ。以前から密かに新見のことが好きな悠真は、想いに気づかれたくなくて逃げようとしたけれど……。
プリズム文庫