気がつけば、目の前に鬼がいた。さっきまで下校途中だったはずなのに……。普通に学校生活を送っていた、松浦直也は突如異世界に召喚される。そこに現れたのは魔王陛下の娘・マヤ様。漆黒の衣装に身を包む彼女は告げる。「おまえは、姫様の直属軍に配属する。一人前の兵士になれ」と。いきなりの無茶ぶりに、ナオヤはたじろぐ──はずが、可憐なマヤの魅力にうっかり惚れてしまった。レベル最低の「肉の盾」(奴隷兵のこと)として、一年を生き延びたナオヤは、本格的に魔界で頭角を現していく(予定)。敵は魔族か、勇者か?「小説家になろう」で常にランク上位を記録した、人気「成り上がりファンタジー」がついに書籍化!書き下ろし「番外編」収録!!
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