警視庁・捜査一課の女性刑事、小野皇子(おの・こうこ)は友人の女性を殺害された。大切な人を守れなかった後悔から、遺族を支援する「犯罪被害者ケア係」へ異動する。そこに待っていたのは謎の傲慢美男、神野現人(じんの・あらひと)だった。神野は言う。殺人犯を逮捕さえすれば、被害者を生き返らせられる。自分は『神』だから、と──傍若無人な刑事の推理と奇跡に胸がすっとし、遺族の切ない想いに涙する!予測不能なドラマチック・ミステリー!【文庫書き下ろし】
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