月島西署の刑事・折本龍は夢――その中で龍は艶めかしい美少年で、常に男に抱かれている――に懊悩していた。同僚で親友の木下葵に、夢の核心には触れず悩みを打ち明ける龍。そんな折、殺人事件関係者の高級男娼・祐貴を訪ね、驚く。彼は夢の美少年そっくりだったのだ。その夜、夢の中で龍は祐貴となって葵に抱かれ、そして次には祐貴が殺されて!?
ルチル文庫