大学生の圭吾は、金曜だけのダイニングバー「Harakka(ハラッカ)」でピアノを弾くアルバイトをしている。その店に十月から来るようになった、きれいで切なげな女性・深森が気になっていたが、ある日彼女から声を掛けられ、バイトの後に一緒に帰るようになる。自分のピアノで深森が涙を流すのを見た時、圭吾はたまらなく彼女を好きになった。深森も圭吾を想っていたことが分かり、二人は付き合うようになるが、深森と『カササギ橋』に行った夜、彼女は初めて圭吾と出会ったのは五月だと言い出し──。「──ねぇ、柴田。」の著者が放つ珠玉の恋愛ミステリー。公式サイトでは著者&イラストレーターのあとがきを公開中! 各電子書店でも配信中! 配信先一覧はこちら→http://skyhigh.media-soft.jp/
SKYHIGH文庫