雪弥は11年ぶりに耀と再会する。かつて雪弥の心をズタズタに切り裂いた傲慢な幼馴染だ。だが、「君が好きなんだ、いまも」そう穏やかに囁いてくる目の前の耀に、雪弥は強烈な違和感を覚える。記憶の中の耀とはまるで別人なのだ。そして連れて行かれたマンションで──。「もう一度、お前をこんなふうにしたかった」態度を豹変させ、雪弥をベッドにくくりつけて嗤う彼は、まさしく雪弥がよく知る耀で……!?
Splush文庫