閉店間際の宝飾店。乱入してきたのは猿、豚、犬のマスクを被った強盗だった。店長の冬樹は犬マスクが元従業員の山岸であることを見抜き説得を試みる。しかし──「僕は、……あなたを救いに来たんです。愛するあなたを」。女性客の隔離には成功するも、冬樹はその言葉と真逆の凄絶な辱めを受ける。魔の手は運悪く店を訪れた冬樹の息子・潤にまで及び……。
シャレード文庫