戦国時代をこよなく愛する高校生・高杉一郎太。周りから「歴ヲタ」と呼ばれる彼は正しく【ぼっち】であった! 休日【ぼっち】な彼がただ一人、群馬県北部の城趾を散策していると突然光に包まれてしまう。気がつくとそこは戦国時代── それも北条の大軍が押し寄せる【チンケな山城】だった。困難な籠城戦に加え、味方軍師の暗殺事件など……次々と絶体絶命な事件が発生する。
桜ノ杜ぶんこ