"今日、僕の好きな人が三人目の花嫁を迎える──"病弱で世間知らずな日和は引越先の隣人・桜屋敷に優しくされ恋に落ちる。でも、彼は既婚者な上に財閥総帥、つまり手の届かない所にいる人だった。諦めようとしたのに「出会ってから私の心はずっと君の上にあった」と激白され日和は混乱する。この世界には男しかいないの? なぜ嫁たちは日和を泥棒猫扱いするどころか可愛がるわけ? この恋は許されるの? 惑う日和に桜屋敷は……。
ショコラ文庫