施設育ちの妃月は、極道の有己と愛し合い子どもを身ごもるが、とある理由から妊娠を告げず彼の前から姿を消した。五年後、シングルマザーとして息子を育てる妃月の前に、不動産会社の社長となった有己が現れる。「愛しい女が産んだ子だ。心から愛して、育てる覚悟はできている」再会した有己は、妃月と子どもを溺愛し、一途に求婚してきて…!?
マーマレード文庫