女の子がたった一人でお店!?昭和四十五年、二十歳の和子は夢に向かって突き進む!昭和四十五年、片田舎で花嫁修業をしながら実家で暮らす和子の夢は、店を持つこと。大手化粧品会社・花精堂の商品を卸したくて、知り合ったばかりの問屋の青年・梶に助力を依頼する。一方、OLの弥咲は神社で倒れているところを和子と梶に助けられるが、目覚めた世界は令和の東京と一変していて!? 居候となった珍客に親近感を持った和子は、その弥咲を味方に半ば強引に実家を改装した雑貨店をオープンするのだが…。
二見サラ文庫