「pixivノベル大賞~2021Autumn~」【現代ファンタジー部門】受賞作!27歳の誕生日に婚約者から200万円の結婚資金を持ち逃げされた宮尾伊織は、突然、宮尾家を代々祟っていると伝えられている化け猫の『おタマ様』が見えるように!伊織の曾々々祖父が、妻の飼っていた猫を嬲り殺したせいで化け猫になったと伝えられているおタマ様は、魂の浄化のために七代祟らなければならないと伊織に説明する。ところが、初代が猫を殺した罪と、その罰としての祟りだと思っていた男運のなさは、実は祟りではなく単に伊織の見る目がないだけで、このままではまだ六代目の伊織が七代目を産む前に末代になりそうなのを見かねて、おタマ様はいい男を見つけてやろうとあれこれ世話を焼くのだった。▽受賞作品はpixivからもお読みいただけます『猫の祟りと六代目』
pixivノベル大賞