見知らぬ男性に襲われた結唯。「愛してる」涙を流して自分を貫く男に恐怖心よりも心がざわめく。後日再会した彼、瑞貴の温かい為人を知り、どうしようもなく惹かれる。「この魂も体も、生まれる前から君のものだ」濃厚なキスで溢れる蜜。宝物を扱うように抱かれれば随喜の波に攫われて。悦楽と幸福の中、蘇る二百年前の記憶──。前世の苦難を乗り越えて結ばれる、甘い執愛!
オパール文庫