私だけが知っている
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著者:わかしま
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作品紹介

中学二年生の宮島るかは、宮島総合病院院長の孫娘。
ある日担任に頼まれて重い病気でずっと入院しているクラスメイトの佐倉由姫を見舞いに行く。
余命幾許もない由姫と、親に強制される医者という進路への反発心から漠然とした希死念慮を抱えるるか。二人は最初衝突しながらも、お見舞いの回数を重ねるうちに強い友情を育んでいく──。