お前みたいなエロイの、なかなかいねえよ――。壁の穴から下半身を露出し、客に好きに楽しんでもらう店「Love Love Hip」。高校時代、壁尻の快感を仕込まれここで働くようになった奏多は、その張本人・海堂と新店長と従業員という形で再会する。ところが海堂は本番NGの奏多を自宅に呼びつけ挿入してよがらせたばかりか、「会いたかった」「店はやめろ」と口説いてくる。奏多は、これはあくまで特殊性癖を満たし合う関係だと割り切ろうとするのだが……。
シャレード文庫