融通が利かず取引先と揉めて仕事を失ったシナリオライター・英二に大手ゲーム会社から依頼がくる。内容は専門外の乙女ゲームのシナリオ執筆。童貞で恋愛経験ナシな英二に対し“ヒロインを経験したら書けるかもよ?”と、王子様系ディレクターの寿里、ワンコ系同僚の巽が口説いてくる。敏腕だけど傲慢不遜なプロデューサーの十貴田だけは“お前には魅力がない”と口説いてくれない。だが英二の愚直さを理解してくれる一面もありーー
ショコラ文庫