家族の中で唯一、青銀色の髪と目を持つことにコンプレックスを抱いていた王女ミュリエルは、騎士団の副総長レイヴィンの言葉で救われる。優しく誠実な彼に恋をした彼女は、彼と結婚できると知り有頂天に。しかし迎えた初夜、小柄なミリュエルには大柄なレイヴィンを受け入れることができなかった! 早くひとつになりたいのに、彼はなかなか最後まで抱いてくれない。やがてミュリエルは、この結婚は彼にとって不本意なものだったのではと思い始め……。
ソーニャ文庫