血も涙もない残酷王と恐れられるグラントに嫁ぐことになったヒスイ。周囲から哀れみの目を向けられるが、彼はヒスイの初恋の相手。この結婚を心から喜んでいた。けれど、ドキドキしつつ迎えた初夜、彼から「さっさとすませよう」と言われてしまう。がっかりするヒスイだが、忙しい彼の手を煩わせないようにしなくてはと、彼が持っていた媚薬を一気飲み! それを見てなぜかひどく動揺するグラント。強面な外見とは裏腹に、彼の愛撫はひどく優しくて……。
ソーニャ文庫