没落貴族のアリエスは、国王フェルゼンが父の仇と聞かされて復讐を決意する。“毎夜処女を抱いては翌朝殺す”と噂される彼に怯えながらも、夜伽の女として潜りこむことに見事成功! けれど怖気づき、お喋りで時間稼ぎをしてしまう。暗殺できず、夜伽もできずに朝を迎えてしまったアリエス。しかしなぜかフェルゼンに気に入られ、愛妾となることに!? 予想外の展開の中、今度こそ!と意気込むも、また失敗。それどころか、彼に美味しくいただかれてしまって……!?
ソーニャ文庫