風に飛ばされた勝負パンツがきっかけで、美貌の隣人・柳吾と仲良くなった桜子。説教癖はあるものの、慈愛に満ちた笑みを浮かべて美味しい手料理をふるまってくれる彼は、まさに“女神様”。桜子のことは、腹を空かせたノラ猫としか思っていないとわかっているのに、どんどん好きになってしまう。膨れ上がる気持ちを抑え切れず、泥酔して帰った夜、桜子はついに彼を襲ってしまうのだが――。困ったように笑う柳吾は、桜子を絶頂に導くだけで終わらせて……。
ソーニャ文庫