「龍の御子よ。約束しよう。俺が共にいると」胸に紅く光る珠を持つ呪われた子・弥月。独りぼっちで山奥に住んでいたが、突然現れた黒龍・龍偉に連れ去られてしまう。愛を知らず孤高に生きる彼と触れ合うたびに、感じたことのない人のあたたかさを知り、弥月は彼を求めるように。ある夜、龍の姿で傷を負い、昂ぶった龍偉に、弥月は押し倒される。高まる快楽に呼応するように、胸の珠は輝きを増していていって……。
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