黄金の狼は永遠の愛を捧ぐ
黄金の狼は永遠の愛を捧ぐ
著者:一文字鈴 イラスト:カワイチハル
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作品紹介

『君は僕の運命の番だ。必ず迎えに行くから待っていて──』小学生のころ訪れたスウェーデンで、車に轢かれた金狼の世話をしていた知里はクライヴという美しい少年に出会う。二人はかけがえのない時間と想い出を共有し帰国日には、愛の告白のような言葉をクライヴはくれた。しかし、知里が17歳になるとクライヴからの連絡は途絶えてしまう。それから四年、知里は父の不可解な失踪をきっかけに再びスウェーデンを訪れることに。そこで再会したクライヴは父の捜索に協力的で、紳士的な態度で知里を労わってくれるが、優しいながらもどこか距離を感じさせ、さらに、知里には言えない重大な秘密を抱えているようで──?