美形だけれど影のある皇子ヘンドリック。山奥の村で育った純朴なシーラは最初、彼のそっけない態度に戸惑うものの、隠された優しさを知るほどに惹かれてゆく。シーラの一途な想いはやがて彼の頑なな心まで蕩かせて。「お前が私を──救ってくれたんだ」息も出来ないほど濃厚な口づけ、甘く執拗な愛撫。求められる喜びと与えられる快感に、無垢な乙女の身体は淫らに拓かれて──!
ティアラ文庫