「亜耶はね、私に、とても素敵なものをくれたんだ」額に森の主の花嫁の印を持つ亜耶は、幼い頃の記憶がなく、いつも孤独で役目から解放される日を夢見ていた。ついに来た嫁入りの日、出迎えた森の主・蒼星は想像とは違って、優しく亜耶をあまやかしてくれる。知らなかった優しさや愛情を注がれ続けるうちに、亜耶も蒼星のことが好きになってしまって……。けれど、蒼星が亜耶の幸せを願うがゆえの行動で、再び亜耶の記憶が!?
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