一族の恨みをはらすため、後宮に官女として入った雪華は宦官の兄とともに皇帝暗殺を計画していた。幼いころから男女の営みをみせつけられ、心を動かさないように訓練してきた雪華だったが、実際に皇帝に会ってみると、皇帝はやさしく包み込むように雪華を愛し、とろけるような快楽をもたらしてくれた。一族の悲願と相反する皇帝への想いに引き裂かれるような痛みを感じ始めた雪華は……!?
マリーローズ文庫