人々を正しく導くため、神の依り代として生を受けた神子・セラフィと、その唯一の神子を守るため、人間の中から選ばれた英雄王。英雄王はその命尽きても魂の転生を繰り返し、神子を守り続ける存在で、二人は、永久に絶対的な主従のはずだった。しかし、三人目の英雄王であるヴィルヘルムとセラフィの結びつきは強く、いつしか主従以上の特別な想いを寄せ合うように……。そんな中、敵に急襲され英雄王は瀕死の重傷を負い、神子は英雄王の最後の魔力で、異世界へと転移させられてしまう。そして、いざ転移先から元の世界に戻って来たセラフィだったが、すべての記憶を失い、光樹という平凡な日本人として生きていたらしく……?記憶をたどり、真実の愛を求める《転生&異世界トリップファンタジー》!
リンクスロマンス