あなたに捧ぐ円環
あなたに捧ぐ円環
著者:伊島糸雨
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作品紹介

ライン生化学工業で生体科学技師兼デザイナーとして働く尾上環は、世界中でシェアを伸ばし続ける“指輪型携帯ナノマシンプラント”の開発者であり、同社の広報部門に所属する“私”、和達雪子の高校時代の友人でもある。2人は高校で出会って親しくなったものの、大学進学以降は疎遠になっており、勤務先が同じなのは互いに想定外のことだった。

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『あなたに捧ぐ円環』