実家に居場所がない咲は、雨の日に出会った莉人の家で居候することに。優しく包み込むような彼の人柄に心惹かれてゆく。でも咲には親に決められた許婚がいて──。「君を抱きたい」淫らな口づけに、もっと彼が欲しくなる。熱杭を受け入れれば、ひとつになれた悦びで全身がわななく。彼のことは思い出に……切ない気持ちで家を出た咲。すると意外な場所で莉人と再会し!?
オパール文庫