やっと……好きって言ってくれましたね?出世街道を歩む軍人×没落へとひた走る令嬢婚約破棄された過去があるものの、傾き始めた家のため誰かにもらわれなくてはと見合いなど画策する伯爵令嬢の光子。英国から急遽帰国し彼女の前に現れたのは、里子先で出会い幼少期をともにした忠士だった。傍若無人な姫だった自分にも優しかった忠士との、美しくも苦すぎる思い出。婚約したことを彼に知られたくなかったのはなぜ…? 胸が痛む理由すら知らぬ光子に、忠士との新婚生活が降って湧き!?
ハニー文庫