失恋の痛手から立ち直れないまま後輩・篠田に抱かれた美紀。あんなに激しく求めてきたくせに不遜な態度は相変わらず。癪に障る男だけど「俺の気も知らないで」甘いキスに蕩け、最奥に淫らな快感を刻まれる。身体を重ね、共に過ごすうち彼の隠れた優しさを知り……。でも距離が近づいたと思うとまた遠のく。彼の心が読めなくて──。身体から始まった不器用な恋の結末は?
オパール文庫