偉大な魔法使いとして知られるウェルナーは、魔法実験の事故で亡くなってしまう。弟子のステラは告げられなかった恋心を胸に遺産として譲り受けた庵へ向かうも、なぜかそこには無邪気に「抱っこしろ」とねだる幼くなったウェルナーがいて⁉︎ 子供と大人の姿を行き来する師との暮らしが続く中、彼はステラを守って大けがを負ってしまい……。ウェルナーを救うためにステラは『魔力と生命力』を受け渡そうと、彼の身体に触れ体温を重ね──。
ソーニャ文庫