俺のだ交通課勤務なのに、本庁からやってきた木浦管理官の専属雑用係として指名を受けてしまった香寿。意地悪なのか優しいのか、振り回されてパンク寸前!?「お前は、俺が好きだ」──連続殺人が疑われている事件の捜査本部が立った。交通課勤務・立浪香寿巡査は、本庁からやってきた木浦建城管理官の「臨時運転手という名の専属雑用係」として指名を受けるはめに。小さいなと笑いつつ、呪文のようなコーヒーのオーダーを繰り出してくる意地悪わがまま上司。かと思えば事件解決のため寝食を忘れ没頭する、謎の笑い上戸…。振り回されっぱなしでパンク寸前の香寿だったが、少しでも役に立ちたいと行動した端から事件の様相は一変し……?
シャレード文庫