「退屈だ」大財閥の御曹司・真行寺晴人にこの言葉をつぶやかれると世話係の山田太陽は戦々恐々。何か晴人の興味を引くものが現れるまで、延々と付き合わされてしまうからだ。ある時は2日寝ないで散歩につきあわされた。ある時は世界中から集めた蝶や蛾を家の中に放たれ、その後始末でヘトヘトに。すべては晴人の気分次第。不遇の世話係・太陽にとっては受難の日々。そんな二人が散歩の途中、誰もいないコンビニで倒れている女性を発見してしまい!?
コスミック文庫α