研究資料を借り受けるため山奥の村を訪れた氏原充紀は、特別な祭事期間のためよそ者は入村できないと言われ困っていたところを、東京から帰省してきた貴伏公則に助けられる。一転、公則と共に山神へ奉納する巫女神楽を舞うようにと強引に引き留められた充紀は次々と起こる不可思議な出来事に怯えながら、公則に惹かれていく自分に戸惑うが……。
ルチル文庫