ベーカリーコンサルタントの桂は、指名してきたクライアントの顔を見て驚いた。大学時代の親友で、恋人でもあった誠一郎だったからだ。突然の再会に動揺したものの、仕事と割り切って、彼をクライアントとして見ようと決意する。けれど、顔を合わせるたびに当時を思い出してしまい気持ちは乱れる一方だ。そんな桂に、過去の関係にきっちり決着をつけようと、誠一郎から提案された方法とは……!?
プリズム文庫