亡き姉の想い人で、自分も密かに憧れていた年上の幼なじみ、ローレンスに求婚されたブリジット。けれど彼女はその求婚を断ってしまう。姉の遺書ともとれる手紙に、“ローレンスに弄ばれて捨てられた”と書かれていたからだ。しかし、彼に無理やり指輪を嵌められた途端、彼への怒りや不信感が消え、愛おしさばかりが募るようになる。「素晴らしい効き目だな」苦々しく笑うローレンスに激しく抱かれ、純潔を奪われたブリジットは、彼と結婚することになるのだが……。
ソーニャ文庫